ピアノを上手に弾くようにしたければ、指を強くするトレーニングを
行うといいでしょう。
では、指を強くするトレーニングとは、どのようにすればいいのでしょうか?
こちらで詳しく説明していますので、是非参考にしてみてください。
指を強くするトレーニングは?
はじめに、指を強くするトレーニングと言うのは、指の筋肉を鍛えると言う
ことではありませんので間違えないでくださいね。
変に指や腕の筋肉を鍛えてしまっては、返って故障に繋がりかねませんので、
注意してください。
先ず、指を強くする為には、柔らかなゴムボールを指先だけに力を入れて握ったり、
抵抗をかけながら引っかくような動きを繰り返すようにするのが効果的です。
指の筋力を付けるのではなく、指先に力が入るように訓練するんですね。
また、鍵盤に手を柔らかく丸く置いて、鍵盤から指を離さず、瞬時に力を
入れてすぐに抜くというトレーニング方法もあります。
ピアノを弾く時のような形で手を膝にのせ、一本ずつ指を高く上げてみると言った
方法も効果的でしょう。
他の4本の指は膝から離さず、一本だけを高く上げようとしてみると、
指によって上がる高さに差が出ると思います。
薬指や小指など、他の指に比べて高く上がらない指を繰り返し上げるようにして、トレーニングしていけば、より高く上がるようになるでしょう。
ですが、あまりにも無理なことをすると薬指の関節を痛めることもありますので
注意してください。
なるべくこれらトレーニングを時間の空いているときにコツコツと行いましょう。
指を強くするトレーニングを行う目的と言うのは、強い音を出したい、
上手に弾けるようになりたいと言うことですよね。
しかし、その為には、指を強くするトレーニングも大切なのですが、
体の正しい使い方を学ぶことの方が重要になります。
腕の力の抜き方や手首を柔らかく使う方法や重心の移動方法など、
筋肉の連動の仕方、力の伝え方を意識して練習するといいでしょう。
「指を強くするトレーニング」いかがでしたか!
実際にピアノが弾けるようになると、音の強弱がどれだけ需要かがわかってきます。
上記で紹介したようなトレーニングを行うことで音の強弱をつけることも可能に
なるので、地味ですが、コツコツやるようにしてみてください。
どれだけ上達したかを確認するには、自分が弾いた曲を録音することです。
そして、一か月に再度、録音してみて聴き比べてみてください。
その違いがわかると思いますよ。